今回は
時短・必見・手抜き
すごく簡単な土の再生に挑戦
についてです。
【時短・必見・手抜き】 すごく簡単な土の再生に挑戦!
私は賃貸に住んでおりベランダが小さい。それでも園芸を楽しみたい!と思い狭いスペースでミニトマト、甘長唐辛子、ナスなどの夏野菜、球根、多肉植物、サボテンなど色々な植物に挑戦しています。
賃貸小さいベランダで約4年ほど園芸に挑戦しています!
なかなか苦戦してますがなんとか楽しんでいます。
わたしの家、現在の問題の一つが古い土。
そう、その処分に困っています。
新しく苗や球根を買っては、新しい土に植える。そしてまた、そしてまたと繰り返す。そして古い土が増えていく。
ベランダには置ききれず、袋に入れたものが部屋にまである状態。なかなかよくない状態です。見えないように隠してはいますが。
いや〜土を処分するのがこんなに大変だとはつゆ知らず。実家の時は庭があったのでその端の方にちょこちょこ捨てていましたし、園芸の本には植え方や育て方は載っていても、その後の土をどう捨てるかまでは載っていないんだもの。土の捨て方なんて気にしてなかったのですよ。
まぁこのまま増えても困るので、土の再生に挑戦することにしました。
なぜ”簡単な土の再生”に挑戦なのか?
まず、土の再生について調べるとだいたい書いてあるのが、土を広げて…
ってそもそもあまり土を広げるスペースがないんです。(悲しい)
袋に入れて外で太陽の熱で…
すでにベランダはいっぱいで土を置いておくスペースがないんです。(悲しい)
少しはありますけど。数週間置いておかなければいけないようなので、それで少しずつはちょっと。
と、色々と大変なので、簡単に簡単にやってみることにしました。
熱消毒をしない
まず熱消毒しない。本来必須?のようです。土の再生のやり方をみるとほぼ書いてある。
でも
今回再生する土は既に1年以上ビニール袋に入れて放置していたもので、使っていた時に特に植物が病気になったりってこともなかったので、熱消毒はしないことにしました。
長期乾燥状態にあったのでたぶん大丈夫であろうと。
ふるいにはかけることにしました。一応植え替えなどする為のスペースは部屋にとれるのでそこで小さめのふるいで適当に行いました。
園芸用だと大きいものしかなかったので、園芸用ではなく100均のキッチン用品で目の大きさが5、6mmくらい?のものです。
またふるいにかけても特に虫などもいなかったので、まぁ大丈夫かな…と。
何気にこの消毒が1番大変そうなので、その作業がなくなるだけでかなりハードルが下がります。
でも、今後虫などが発生したら嫌なので、再生後の植え付け前には”ダイアジノン”というものを少し混ぜることにしました。
微塵を取り除かない
微塵を取り除かない。この微塵の取り除きについても、土の再生にはかかせないようでだいたい書いてあります。
でもその微塵をどう捨てる?ということで、
「やっぱり土はそのへんに捨てるか。へへ、バレナイデショ」
「いや不法投棄になってしまう。間違ってもそれをしていけない。」
(天使が悪魔をワンパンしてくれています)
「じゃあどうする…」
と思っていたところ、すばらしいヒーローが。
某有名園芸YOUTUBEチャンネルを見たら、土の再生で微塵も捨てない、なんてすばらしいことを話しておられました。カーメン君というプロのかたで園芸初心者のヒーローです。
これだ!って自分に都合のよい情報は鵜呑みにし、微塵は捨てずに大きなごみや根を取り除くだけで土の再生に挑戦してみることにしました。
(※ここに書いているのはあくまで動画を参考に私なりの解釈での私なりのやり方になります。そのYOUTUBE動画で紹介している内容そのままではないので、ちゃんとしたやりかたはYOUTUBEで調べて確認してください。)
そしてそこで紹介していた再生材
花ごころ ”オーガニックしたい 土づくり” 連作障害・リサイクル材
と言う商品を購入し使ってみることにしました。
商品の特徴として書いてある
「■団粒化が進み、土がふかふかになります」
これがまさに”きも”となるところのようです。
土の団粒構造が減ると水はけが悪く、土自体も硬くなってしまうので、本来微塵を取り除かないといけないのですが、そこを再生材の力で団粒化させようということです。
ただ、すぐに再生(団粒化)されるわけではないと思います、時間はかかると思います。
すぐ土を再生させて水はけのよい土に植えつけたいという場合には向かないので、ご承知を。
すぐの場合は微塵もちゃんと取り除いたほうが良いと思います。
こちらの商品自体は古い土の消毒やふるいをちゃんとしていれば、すぐ植えつけても大丈夫なものです
ふるいをかけた土に再生材を混ぜるだけ。
実際に行った手順
簡単にですが実際に私が古い土の再生を行った手順を記します。
- 鉢から古い土をビニール袋に出す。
- 根っこなど大きめのごみを取る。
- 別のビニール袋の中でふるい(5.6mmの目)に少しずつ土を移動しふるいにかける。
- ごみを取り除く、石や土の塊はふるった土にまぜる。
- ふるった土に再生材を混ぜる。(おおよそのリットル数で規定の分量を混ぜる)
- マグァンプK元肥用とダイアジノンを適量土に混ぜる。
- 新たな植物を植えつける。
ざっとこんな感じです。
私が植えたのは球根(たぶんアリウム)なので、とりあえずはそんなに水はけを意識しなくてもいいかなと思い、今回はすぐに植えつけました。(年末頃)
で、こちらが3月頭の写真です。一応順調に芽が出てきています。
今後もその後どうなったかアップしていくので興味があったらよろしくお願いします。
おまけ
ちなみに
わたしの住んでいる市では、ごみの集積や再生をしている施設に持ち込めば、ある程度は古い土を引き取ってもらえるらしい。そこに持っていけばよかっただけだったのでは…
あとは近くに引き取ってくれるお店や業者があればいいのですが、調べたところなくはないけど… みたいな。家庭用の数十リットルとかって単位ではないみたいなのです。
場所によっては引き取ってくれるお店があったりするみたいですね。
~そもそもなぜ土の再生を考え始めたかのお話~
知り合いにベランダで毎年野菜を育てている方がいたので、
A「土どうしてる?大変じゃない?」って聞いたら、
B「古い土は再生してまた使ってるよ!」ってあっさり
だからほとんど土を捨てるのに困ったことがないと。
A「でも再生させるの大変じゃない?」
B「そんな大変じゃないよ!適当に混ぜてまた使っちゃってる、それでも毎年ちゃんと育ってるよ!」
と。
マジっすか? しかもその方、結構色んな野菜を育てているのです。
ってことで、その時は時間がなくその方からは詳しい再生のやりかたは聞けなかったのですが、ちょっと私も土の再生に挑戦してみようと思ったのです。
もっと詳しく色々聞いておけばよかった。仕事関係の人で異動してしまい今後はなかなか会うことはないので残念。
まあ、そんなに正確にやらなくても出来そうなことがわかっただけラッキーということで!
まとめ
土を再生して使いたいけど、広げるスペースがない場合。
熱消毒をしない→殺菌剤殺虫剤を混ぜてみる。
微塵を取り除かない→団粒化を促す再生材を使う。
元肥をまぜる。
前回植えていた植物が病気になっていないか、なにを育てていたかなどによって変わってくるので、あくまで簡単に再生させるならって場合の自己流の方法です、ご自信でもよく調べて行ってください。
以上です。
最後までお読みいただきありがとうございます。ちょっと大変ですが土の再生にチャレンジしてみては?
より園芸が楽しくなるかもですよ!
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